HGHM アトール その1

前回バリュートパック制作で机の上が最も粉っぽくなる作業を一旦終える事が出来たので、丁度いい機会って事で現在溜まりに溜まっているキットのご報告記事を書く事にしました。


まず第一弾って事で今回はエルガイムのアトールさんです。

因みにワテクシはエルガイム放映当時はこのヒョロっとして前後の厚みがなくペタ〜ンとしたデザインがあまりお口に合わなくてそれ程真面目に視聴していませんでした。多分高校に入った頃だったかもしれませんが、高校の同級生がホビージャパンを持っているのを発見しましてね、そこでFSSのナイトオブゴールドの作例が載っていたのを見てからどっぷりとFSSにハマりまして、そしてそこからエルガイムの事を思い出してそっちも好きになってしまいました。

なのでリアルタイムでキットを購入して制作した事は無く、多分再販されたものを購入して作っていたような気がします。なのでそんなにエルガイムの旧キットをよく知っているわけでもないです。


そんな後追いのエルガイムファンではありますが、実はこのHGHMシリーズのキットは作った記憶が全くありません。多分ワテクシが模型から離れていた頃に発売されていたキットだったんじゃ〜ないでしょうか。実際どうなのかは知りませんけど。模活していたら購入していたと思うし。

とまぁHGHMシリーズの思い出が全く無く、新鮮な気持ちで今回キットを作っていく事になりました。


って事でまずはいつも通り箱絵のご紹介からです。

ん〜ん、格好いいです。そしてワテクシの大好きなアニメ調の箱絵です。

デザインがHGUCとは異なる雰囲気が新鮮でいいです。

バンダイが出す1/144サイズのキットの箱絵はどれも横向きなんですかね。


そしてこちらがパチ組みしたものです。

かっちょえぇっーーーーーーーー!!

やはり永野護のデザインするメカってのは非常に魅力的ですね。

特に脚部がモロにミラージュ系のモーターヘッドのデザインが色濃く出ています。

も〜これだけでどんぶり飯3杯イケちゃう位の勢いです。(食うとは言ってない)


HGシリーズとして再設計されただけあって、プロポーションや各部の造形は今の目で見ても非常に素晴らしいです。そしてガンプラでは当たり前な安全基準なんぞガン無視の各部ツンツンでキレッキレなパーツ達。凄く嬉しい反面、破損しそうで怖いです・・・(-_-;


その他細かいキットの解説については、いつものように沢山あるレビューサイトをご参照くださいませw


って事でこれまたいつものように後ハメ加工を踏まえたワテクシ的このキットの攻略方法について語っていきたいと思います。

まず脚部ですが、カカトのアイゼンや、足の裏を見ると部分的に肉抜き穴が存在するのでそこは消しておいた方がいいかなと思います。床と接地する面に穴は無いのですが、接地しない部分で更に立体的になっているのでプラ板だけだとちょっと塞ぎにくそうです。

アンクルアーマーはアンクルアーマー側にあるダボ受けの一部を切り欠く事で後ハメ可能なように見えます。スネパーツを上から差し込んでひねるように入れる感じでしょうか。

スネにある緑色の2つのパーツは接着して合わせ目を消して、スネの濃紺パーツの四角いダボをガッツリとカットしてしまっても、緑のパーツは内部フレームのグレーのパーツに丸いダボだけでも固定できそうです。

内部フレームは外装の濃紺パーツとは2つの丸ダボで接続されるようになっているので、内部フレームを上下2つに分割し、各丸ダボをC字にカットすれば足首側と膝側から後ハメ出来るようになります。ただそのままだとガタつく事が考えられるので、中空になっている内部フレーム部分にプラ棒等を添えてあげられるようにすれば防げそうです。

太もももスネと同じく内部フレームを外装で挟み込む構造になっているので、ここもスネ部分と同様にフレームを上下に分割して丸ダボ受けを一部C字にカットしてあげれば後ハメできそうです。

膝関節自体は合わせ目が目立たないようになっているので放置しても大丈夫そうです。


次に腰部ですが、内部フレームを外装で挟み込むようになっているのですが、内部フレームと外装は小さな角ダボで接続されているので、内部フレームの角ダボ受けの下側をカットすればパンツを下から履くように外装を下側からはめる事が出来そうです。ただ、固定しているのはその部分だけなので、油断するとスルッと外装が脱げてしまう恐れがあるので要注意かも。


次に胴体ですが、腹部パーツがそのまま胸部の内部フレームになっています。外から見えない部分でテケトーに内部フレームをカットし、ダボやダボ受けを様子を見ながらカットしてしまえば外装をすっぽりと上からかぶせる事ができそうです。肩の受け部分も内部フレームが一部見えているので、ここもカットの仕方によっては後ハメ出来そうです。


次に腕部ですが、後ハメ加工を全く必要としません。厳密に言えば肘関節の前腕装甲で隠れる部分に微妙に合わせ目が発生しますが、覗き込んで意識して見つけようとしない限りはまず発見できないから放置してもいいと思います。


次に頭部ですが、顔の濃いグレーのパーツに角ダボが存在し、外装側でそれを受けるようになってます。なので外装にある角ダボを受ける部分の下側を一部カットすれば後ハメ出来そうです。ただ顔のパーツがそのまま首のポリキャップを固定するパーツになっているので、もしかしたらガタつくかも。モノアイっぽい部分と顔は塗り分けにくい位置に存在するのでなんとかして後ハメは成功させたい部分ですが、強度を考えるとちょっと難しそうです。


次にバックパックですが、背中に装着するグレーの部分と中央のスラスターを挟む濃紺のパーツとで構成されていて、そこに合わせ目が発生します。ここはこういうディテールって事で放置しても良さそうな気がします。気になってきたら、ちょっとしたディテールを追加して誤魔化してしまえばいいかな〜と。元々ここはそれぞれ別の色になっているべきなのかさえ分かりませんし、潔く別の色で塗装してしまえば、合わせ目として認識されなくなるかもw


最後に両腕に付いた武装は後ハメの必要がありません。


他には腰や肩の各部装甲の裏側が見えてしまいますが、特に裏打ちとかせずにジャーマングレーで塗装しておしまいにしてしまうと思います。HMの装甲裏ってどうなっているべきなのかとか全くイメージ湧きません。MSっぽいのはちょっと違うと思うし。むしろのっぺり何もないのがHMとしてはそれっぺ〜気がします。


今回はいつものHGUCと違った組み心地が堪能できて非常に楽しいパチ組みタイプでした。


これはいつ完成させましょうかねぇ・・・Zコンプリート計画の合間に気分転換に作るのが良さそうかな。


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