大変長らくお待たせいたしました。
最後のご紹介は大本命となるバリュートパックとのコラボレーションです。
今まで大きな改造や工作をした事が全く無かった模型初心者のワテクシが、フルスクラッチに手を出したきっかけはこのバリュートパックでした。
それ以降プラ材を使ってちまちまと細かい部品等をスクラッチする事が多くなりましたが、フルスクラッチの完成品として仕上げたのはこのバリュートパックが初になります。
思えば長〜い道のりでした。段ボールによる試作品に始まって、内部構造に凝った時期もありました。最終的には量産化のために必要最低限のディテールに絞って作る事にしましたし、途中からカッティングプロッタを導入して精度が格段に向上しました。
本当にこのバリュートパック制作を通してワテクシの工作スキルが向上した事に疑う余地はありません。本当に作って良かったと思います。
語り尽くせぬ思いはまだまだありますが、さっさとご紹介していきましょう。
まずは最近覚えた組立説明書風に加工した画像からです。
投稿サイト等で時々見かけるやつですね。
ワテクシの好みに弩ストライクな完成品をいつも制作しているしょぼんぬさんがよくこういうのを作ってますね。もちろんいつものように直接やりとりした事は無いモデラーさんですw
黒背景で撮影する事が出来れば後はイラストレータ等の画像ソフトを使って割と簡単に作れます。
因みにワテクシは高級なカメラとか所持しておりませんので、撮影に使用したカメラはiPhone8Plusです。
制作したバリュートパックもHGUCで発売されたらこんな感じになってそうなのも相まって、非常にソレっぺ〜感じになってませんか?! w
因みに「バンダイ」の部分は「なにとぞ」に変えさせて頂きましたw
もちろん普通の画像も撮ってますよ〜。それがこちらになります。
まずは定番の斜め前から。胸ユニットが顔にかぶってますね・・・。
でもこのサイズだと仕方ないのですよ。
そして正面から。
プチっと大きいかなと思いますが、比率的にはMG版よりも小さめに作ってあります。
脚ユニットはネオジム磁石を使って百式さんの脚に装着されています。
専用のアタッチメントで微妙に角度調節出来るようになってます。
背中のユニットはMG版とは異なり、ネオジム磁石とフックの両方の仕組みを使ってバックパックに装着されるワテクシ独自の方法です。まぁ脚ユニットもMGとは違うのでそれも独自と言ってしまえばそうですが。
バリュートコンテナの中央にあるバーニア部分もMG版を可能な限り再現してみました。
バーニア根本のディテールは市販のディテールアップパーツを使い、ゴールドで塗装してアクセントとして映えているんじゃ〜ないかと。
バリュートコンテナの蓋は全てバラバラに出来ます。
展開状態のバリュートと接続させる事を一時考えていましたが、面倒なのでやめましたw
すみません。蓋がキッチリ合ってないのは外れかかっているだけですw
まぁ微妙に合ってない事も否めませんが、取り外し可能にしているので仕方ないかなと(^_^;
あくまでも初心者が作るフルスクラッチ処女作って事で多めに見てやってください。
下から煽りで撮影したものです。
胸ユニットのバーニアはこれもMG版を再現すべく、バーニアをそのまま貼り付けるのではなく、市販の丸いディテールアップパーツを根本に付けてみました。画像だと暗くて殆ど見えませんが・・・orz
脚ユニット内側はワテクシの独自のディテールを追加しました。
MG版だと単なる線のディテールが付いているだけでしたが、バーニアが存在する所に推進剤タンクが存在しないのはおかしいだろうって事でタンクを追加し、白に塗り分けています。
チラ見えするとソレっぺ〜感じを醸していて素敵かなと。
劇中のシーン等を見ると各ユニットのエッジにC面が存在しているのですが、パリッとしたものが欲しかったので敢えてC面は作りませんでした。
本当はC面を入れてスクラッチ臭を消すのがいいのかもしれませんけど。
脚ユニットは中にしっかりと2つのバーニアを付けたのですが、バーニアカバーを付けると殆ど見えなくなってしまう・・・orz
まぁワテクシの工作ではあるあるな話です。
バリュートコンテナの各蓋の間には凸凹のディテールが存在し、それが噛み合うようになってます。
この部分だけはカッティングプロッタではなく手作業で凸凹を貼り付けたので、微妙に合いが悪い見た目になっているのではないかな〜と。
この画像だとバリュートコンテナの蓋の愛の悪さは殆ど見えないんじゃ〜ないかと。
その代わり中央のバーニアユニットがひしゃげたような見た目になってますが、実際にひしゃげちゃってますorz
多分これは展開状態のバリュート接続に対応させようとして施した工作が問題だったんじゃないかと。
胸ユニットからのケーブルを受けるバリュートコンテナ側の受け口も結構凝った作りにしたのですが殆ど見えないorz
ワテクシ独自の接続方法にした部分ですね。
胸ユニットは胸部パーツへとフックでガッチリと固定されるようになってます。
背中側のユニットはネオジム磁石とフックの両方で固定されるようになってます。
確かMG版ではクレイバズーカを取り付ける部分を利用していたかと思います。
ワテクシも最初はそこを使っていましたが、それだとしっかりと固定できなかったので現在の方法に切り替えました。
ドアップです。
こめかみに埋め込んだHiQパーツさんのメタルパーツの周辺が酷い状態になってますが、見なかった事にしてください・・・orz
ここにメタルパーツを埋めるのはプチっと無理があるかも。結構難易度高いです。
既存の砲口をカットしてそこにピンバイスで1mmの穴を開けたのですが・・・実際にはもっと細い穴じゃないと駄目でしたね。
ベストなのは1mm未満の細さの穴とアルミパイプかもしれません。1mmだと若干太いです。
ちょっと引いた状態で。
胸ユニットのサイズはこんなもんで良かったような気がします。
他の機体に装備させた場合も考えなくちゃなりませんしね。
そして更にオマケとして急遽作った展開状態のバリュートと組合わえた時の写真です。
まずはサイズが小さい方のバリュートと百式さんです。
黒背景が非常に合うっ!!
そして割とテケトーに且つソレっぺ〜感じに塗装したバリュートが、落下時の熱で外側が発光しているように見えるから不思議。この色味は別に画像加工とかせず、IPhone8Plusで撮ったままの状態です。
「やばっ俺塗装が実は上手じゃね?!」とか勘違いしてしまうレベルで(あくまでも勘違いです)。
実際には試作品を事前に作ってどんな色にすべきか実験した結果が実ったと言った方が良いかもしれません。
股おっぴろげ〜な画像ですみません。
腰アーマーの裏打ちをしておいて良かった〜な角度ですね。
ってか裏打ちの塗り分けもしておけば良かったですね。忘れてました。
そしてカッティングプロッタを使って頑張って作った足の裏の裏打ちが地味ながらも見栄えをよくしてくれてるような気がします。普通にベタ埋めよりも見栄えはいいかと。
正面別角度からだとこんな感じです。バリュートの分割数もこの位で丁度いいですね。
そして右側からだとこんな感じです。
バリュートと並べると百式さんのゴールドの赤みが目立ちますね。
この小さい方のバリュートだとバリュートの中心とコンテナの中心が合ってませんが、こちらの方がバランスとしては劇中の雰囲気をよく出していると思います。
ちなみにこちらが大きい方のバリュートと組み合わせたものです。
微妙に大きいですよね。
特に頭の上の空間が気になる。
やっぱりバリュートが劇中よりも大きく見える。
でもバリュートとコンテナの中心はこれで合っているので、実物が存在しているのであればこんな感じになるはずです。
この角度だとそれ程違和感がないかな。
いや〜それにしても黒背景での撮影スキルは便利だな〜。こんなところで大活躍してくれるとは。これが普通の背景だったら味気なかったかもしれません。
これでバリュートパックを装備した百式さんのお披露目は終了ですが如何だったでしょうか。
MG版のデザインをパク・・・リスペクトして再現しているので、もしHGUCで発売したらこんな感じになるんじゃ〜ないでしょうか。ディテールの量も程よいレベルで、違和感なく出来ているかと思います。
更に他のMSにも装備できるように量産化や接続方法の汎用化も施してあり、更に更に台座として展開状態のバリュートまで付いてくる!!
フルスクラッチ処女作にしては我ながらよく出来たんじゃないかと自画自賛です。
スクラッチ超絶上級者の方々からしてみたら、まだまだへなちょこな面も多々あるかと思いますが、処女作って事で緩〜い目で見ていただけると幸いです。
これにてHGUC 百式 Revive + バリュートパックのお披露目は終了となりますが、メタスさんの時みたいにオマケ記事も用意しました。
まだだっ!! まだ終わらんよっ!!
4コメント
2021.01.21 08:33
2021.01.21 01:44
2021.01.20 22:41