HGUC 百式 Revive (2機目) その49

前回百式さんの工作作業がほぼ完了して、次は塗装作業に・・・と行きたいところですが、実はまだ残っている工作作業がありまして、今回からそれをやっていきます。


以前にも触れましたが、百式さんが劇中で装備したシールドはハイザックさんのシールドだけでは無いんです。

因みにネモさんのシールドを劇中で実際に装備した事は全くありません。アレはどういう経緯かは分かりませんが、今じゃ色々な人がネモさんやらMK-3さんやらのシールドを装備させてたりします。


話はそれましたが、劇中で百式さんが装備したもう一つのシールド、デブリシールド(仮称)を作っていきます。えぇ、(仮称)です。クアトロ(シャア(キャスバル))が劇中に拾ったデブリをシールド代わりに使っただけで、実際に名前が付いている装備ではないですから。


って事で、このデブリシールド(仮称)をどうやって再現しようかってのがポイントです。

劇中でもほんの数カット登場しただけなので、それが金属なのか岩石なのか全く分かりません。

設定画らしきものをネットで見かけた事もないし、どちらで解釈してもいいんじゃね?!って事で、今回はアクシズがゼダンの門に衝突した時に飛んだ破片の一部って事で岩石系の素材って事で作ることにしました。

こういう不規則なものをスクラッチするのは初めてなので、当初はどうしたらよいのかアイデアが浮かびませんでしたが、以前展開状態のバリュートを作るために購入したスタイロフォームを思い出しまして、これを利用する事にしました。

って事でこちらがそれを使った試作品です。

どんな物でも割りと試作品は作るようにしています。

試作品を作る事によって、完成までにどういった問題が発生するのかを事前に知る事が出来るので非常に重要です。失敗がマイナスではなくプラス要因になるので、失敗してもいいや〜的なお気楽さがあって楽しいです。むしろ失敗推奨みたいなw


2つのスタイロフォームをちょっと角度を付けた状態で貼り付けて、エッジやら表面やらの素材を部分的に剥がしてみました。

これが思っていた以上に結構それっぺ〜感じになってくれるんですよ。


そしてそのままだとスチロール樹脂っぽさが残っているので、ここにファレホのパテをペタペタと塗りつけて、岩石っぽくしてみました。それがこちら。

やっていて非常に楽しかったです。ここまでやるのに数分ですね。

これはあくまでも劇中再現をするためのオマケとして作っているので、実際に劇中の見た目まんまのクオリティの物を作るつもりはなく、な〜んとなくデブリだよね〜って雰囲気が伝わるレベルでいいかなと思ってます。


スタイロフォームとファレホのパテでデブリっぽいものが作れるってのが確認できたので、本番を作っていきます。

本番はもうちょっと大きめのものにしました。

更に持ち手が必要だろうって事でKPSのランナーを付けてみました。

デブリシールド(仮称)の裏側は鉄筋のフレームが付いていて、そこから別のフレームがびよ〜んと伸びていたけど、一部欠損していてそこを持ち手にしました〜的な。


ま、まぁディテールとしてはプチっと非現実的な感じもしますが、裏側は劇中でも設定でも誰も見た事が無い部分ですので、こんなもんで勘弁して下さいw


またこれで別の劇中シーンを再現するアイテムが揃いました。


後は・・・アレの正式版を完成させなくちゃです。


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