HGUC 百式 Revive (2機目) その24

前回バンダイさんのハンドパーツを組み上げて、微妙な気持ちになったなにとぞです。


今回はEIGHTさんのハンドパーツを組み上げていきます。


EIGHTさんのハンドパーツの素材はレジンキャストなので、ガレージキットに慣れていない人にとってはちょっと扱いづらいかもしれません。独特な臭い(ワテクシは大好きです)があるのと、接着は瞬間接着剤を使わないとダメです。


瞬間接着剤でもしっかり固着させるのは難しいです。本来レジンキャストのキットは各パーツに穴を空けて真鍮線を刺してから瞬間接着剤で固定するってのが定番ですが、このハンドパーツは小さいので真鍮線で軸打ちが出来ません。やろうと思えば出来るかもしれませんが、パーツが小さいので上手に穴を空けるのが非常に難しいと思います。


って事で組み上げたものがこちら。

各指は瞬着で付けてありますが、手の甲はまだ被せてあるだけです。


EIGHTさんのハンドパーツは造形にクセがなく非常に使いやすいのが良いところです。

DX版は手の種類も、銃器の持ち手、ビームサーベルの持ち手、握り手、平手の左右四種類ずつあります。

通常版は右手は銃器の持ち手と握り手、左手はビームサーベルの持ち手と握り手と最低限のものが揃ってます。


そして更にEIGHTさんのハンドパーツの嬉しい所は親指根本のデザインで、手の甲のカラーで塗るのに丁度いいデザインになってますっ!! 非常に素敵ですっ!!


どうでもいい人には本当〜〜にどうでもいい事なのですが、グリプス戦役のMSの殆どは親指の根元は手の甲と同じ色になっているんですよっ!!

ここはワテクシ的には非常に重要なポイントで、是非再現したい部分です。


ちなみに付属しているボールジョイントは恐らく別素材で作られているのか非常に硬いです。受けがポリ製ならこれでも問題ないです。

しかし百式さんは受け側が通常のプラで手首側が軟プラーなので、手首のボールジョイントの柔らかさでいい感じのテンションを確保しているのですが、このハンドパーツだと手首側のボールも受け側も硬質プラなので保持しにくいです。入れるのがキツイし、入れると今度はスカスカだし。なんやねんっそれっ!!となります。


このテンションの問題はヴァーニッシュで調整すればなんとかなるので多分大丈夫かな〜と。


EIGHTさんのハンドパーツでのデメリットは、接着した指が負荷を受けた時にポロリする可能性があるって事と、汎用性の高いデザインであるために武器の保持が緩い可能性があるって事でしょうか。


指を接着する時に角度等を調整できるのですが、それでもしっかりと握らせている訳ではないので角度によってはグラつきます。


って事で、握り手だけですがそれぞれ並べてみました。

バンダイさんのハンドパーツだけちょっと異質ですね(^_^;

ディテールを殺せばそれっぽくなるのかもしれませんが。


因みに前回の画像でEIGHTさんのパッケージが6.5mmのものでしたが、実際に組み立てた感じだと、7.5mm辺りのものが丁度良かったので、今回の画像はそれを使ってます。


さて・・・どちらを使用するべきか・・・悩みますね。


バンダイさんのを使うとすると、

・親指埋まり問題を解決しなければならない

・ビームサーベルの持ち手を作らなくちゃならない

・ディテールを埋めなくちゃならない

・過剰に開いた手の指を調整しなくちゃならない

・武器が差し込めるように穴を調整しなくちゃならない

と、何気にやる事が多いですorz


一方EIGHTさんのを使うとすると、

・武器を持たせると若干スカスカなので、スペーサーを作らなくちゃならない

・ボールジョイントの調整をしなくちゃならない

程度でしょうか。

元々造形も素晴らしいので、今回はEIGHTさんのハンドパーツで行こうかな〜と思います。


確かフェニーチェリナーシタさんの時もEIGHTさんのハンドパーツを使ったような気がします。多分ですけど。

接着した指が取れちゃった事も無かったし、大丈夫だろうな〜とは思います。


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