前回シリンダーの可動化がほぼ終わったので、今回で可動化工作を完了していきます。
前回はまだシリンダー上部のパーツを付けていなかったので、今回付けていきます。
使用したのはこちらのツール。ドリルブレードです。
以前購入したのをご報告したっきり、一向に出番が無く工具箱の肥やし状態になっていましたが、今回使ってみました。
ってか本来の用途とは別の使い方してます(^_^;
まず、4mmのプラパイプですが、仕様だと内径が2.7mmとなっていて外径が2.6mmのアルミパイプが若干余裕を持って入る事になりますが、エバグリの公式サイズは結構いい加減でアルミパイプはそんなに余裕を持って入らないです。ましてアルミパイプをカットする時に力を入れ過ぎて歪んでしまったりしたら、スムーズに抜き差しするのは困難です。
って事で余裕を持ってスコスコと出し入れ出来るように、プラパイプの内側を削る事にしました。
そこでご登場願ったのがこのドリルブレードです。
実はこのドリルブレードは普通に穴を空けるだけではなくてちょっと特殊な使い方が出来ます。
まぁ非公式な使い方と言うか想定されていない使い方だとは思いますが・・・。
このドリルブレードの刃先が付く板状の部分は結構鋭くて、プラパイプに差し込んで内壁をドリルブレードで擦り付けるようにすると内壁のプラをカンナがけしてくれます。
板状の部分の長さが限られているので非常に限定的ですが、穴の深さがそこまで深くなくまた穴の径が超硬スクレーパーよりも細い時に役に立ってくれます。
穴が充分大きい時は超硬スクレーパーを突っ込んでグリッと回せば済むんですが、あれって割と太いんですよね〜。まぁ今回は超硬スクレーパーでも良かったかもしれませんw
って事で全てのシリンダーパーツを組み立てたものがこちらになります。
上側のシリンダーは2mmのスプリングで接続されています。
コトブキヤのパーツに空けた穴をしっかり調整してシリンダ上部の位置が固定されるようにしておくといいです。
そしてプラパイプの内壁をしっかりと削っておけば、アルミパイプがスコスコと出し入れ出来るようになります。
中央に2mmのスプリングが入っているので、プラパイプもアルミパイプもしっかりとそしてスムーズに動いてくれます。
そして足首関節とシリンダ下部は磁石接続になっているので上下運動にしっかりと追従してくれます。
後は足首関節に埋めたネオジム磁石が剥き出しなので、そこを隠すために丸いディテールを貼り付ける予定です。
ってこんな感じでシリンダー可動化の工作は完了ですがいかがでしょうか。
使用した材料は以下のとおりです。
・エバーグリーンプラパイプ 外径4mm、内径2.7mm
・アルミパイプ 外径2.6mm、約内径2.0mm
・WAVE スプリング 外径2.0mm
・ネオジム磁石 外径2mm、厚さ1mm
・コトブキヤ丸ディテール(P114)
・足首を整形するためのパテ類
・瞬間接着剤
・愛情
あると便利なツール
・スピンモールド 2mm、2.5mm
・スピンブレード 2.5mm
ってとこでしょうか。
ってか、これを見て実際にやろうと思う人が果たしているのだろうか?!www
さて・・・シリンダー可動がノリノリ(死語)だったため、プチッと燃え尽きてしまいましたw
ん〜ん次は何に手を付ければいいんだろうか・・・
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