HGUC 百式 Revive (2機目) その12

前回脚のシリンダーの可動化の準備が出来たので、今回は可動するシリンダーを作っていきます。

因みに完成していないw1機目の百式さんも同じ方法でシリンダーの可動化をしています。


さて用意するのはこちらです。

・コトブキヤの丸ディテールⅡ (P114)

・エバグリの4.0mmプラパイプ

・2.6mm外径のアルミパイプ

・2mm径スプリング


これだけあれば1/144サイズの百式系の機体のシリンダーはだいたい出来ます。多分w


この4.0mmプラパイプってのがキモで、1/144サイズの百式系の機体には太過ぎず細過ぎずそしてディテールを追加できる丁度いい素材です。そしてこのプラパイプの内径が丁度2.7mmで、それに合うアルミパイプも探すと売っているんですよ〜。中途半端で微妙な径なのに何故か売っているw


ワテクシもどうやって入手したのか謎ですが、ラベルに日本語が書いてあるので多分いつものようにG-PARTSさんからだとは思います。ってか今調べてみたらG-PARTSさんで売ってますね。

日本のあ〜ま〜ぞ〜〜〜〜〜んでも売ってますね2.6mm。


そしてこのアルミパイプの内径が2mmなんですよ〜。なのでスプリングにアルミパイプが刺さって、更にその外側はプラパイプになるって感じです。


この4mmのプラパイプと2.6mmのアルミパイプの組み合わせがワテクシの中では至高の組み合わせです。あくまでも1/144キットのサイズ限定ですが。


で、百式さんの元々のディテールを見ると、上側が若干太くなっているんですよ。この太い部分を再現するためにコトブキヤの丸ディテールを使用します。この画像で4.5サイズで並んでいる所で一つ既に切り取られている部分のパーツですね。


因みにこの丸ディテールⅡ(P114)はちょっと特殊でサイズがx.5mmです。コトブキヤのディテールアップパーツの殆どはx.0mmとキリのいいサイズの物が殆どなのですが、何故かこのP114は中間サイズで、しかもシンプルでクセのない造形のものばかりなので、「このサイズとこのサイズの中間が欲しいな〜」って時に非常に助かります。一つ持っておくと便利です。


更に元々のシリンダーのディテールをじっくりと観察してみると縦に小さなスリットが入っているんですよ。これもタガネ等でプラパイプにちょこんとスジ彫りするだけなので再現可能です。


因みにプラパイプをカットするのはパイプカッターでもいいんですが、細かい精度が必要な場合には向かないので、今回はこういう切り方をしてみました。

いつもプラ材を直角にカットする時に使用するT字定規です。


皆さん使った事がある人はご存知だと思うのですが、このT字定規は横板の上に縦板が貼られているので段差があります。そこの段差にプラパイプを引っ掛ける様にして固定します。


後はプラパイプの狙った位置にナイフを入れて、ナイフを固定しながら少しずつパイプを回転させてを繰り返していけば綺麗にぐるりとカット出来ます。でもこれが出来るのは径が小さいものだけですのでご注意下さいませ。


パイプをくるりと綺麗にカットするってのは結構難しいんですよね〜。本当は治具を作るのがいいんでしょうけどね。


プラパイプをカットした後は片側だけヤスリやナイフ等で面取りしておきます。そのままだと美しくないので、面取りしておく事をオススメします。


コトブキヤのパーツは中央に印を付けて、ゴッドハンドのスピンモールド2mmを使って穴を空けて、プラパイプの面取りしなかった方にそれっぺ〜感じで貼り付けておきます。この2mm穴にスプリングを刺します。


出来上がったものがこちら。

ほらっ、それっぺぇ〜感じに出来てるんじゃぁないでしょうか?!


これでシリンダー上部の完成です。

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